グリップヒーターのスイッチを作り直し 2010/12/19
うちの SRX にはデイトナのグリップヒータ(ホットグリップ)をつけている。
以前に友達の SRX に付いていたのを試させてもらって、こりゃ良いわと思って付けたものなのだが、実はこいつのスイッチがあまりにもしょぼい。
ON/OFF しか無いのはそういう仕様なので構わないのだが、 ON/OFF が分かり難く、バイク用だというのに防滴ですら無い。 また配線がスイッチの上側から出ているため、正方向で付けると水が浸入しやすいので上下逆にしないといけないというのもちょっと不細工で気になっていた。
それでも使用上は問題無かったので、そのままずっと使っていたのだが、フロント回りをばらしてしばらくバイクが動かなかった間に、暇にあかせてスイッチを作り直してみた。
回路図描く程のものじゃないけど、これがスイッチボックスの回路図。
ただ単にスイッチを防水にするだけじゃ面白く無いので、パイロットランプ(LED)を取り付ける事にした。
アースラインはステーを取り付けるネジを介してボディーに接続する。
LED は 20mA の物だったが、目一杯で使うとまぶしいので、CRD(定電流ダイオード)は 5.6mA の物を使用。
ダイオードはただの保護用なので、手元にあった 1S1588 互換の奴を使用。
+12V のラインは元々はブレーキスイッチから分岐して使っていたんだけど、色々弄るついでに、以前に HID と ETC 用に作ったアクセサリー電源を分岐させ、フロントまで引っ張って来て接続した。
日本橋の共立電子で買った防水のトグルスイッチと、ブラケット入り LED を、小型のプラスチックケースに入れる。
LED は非防水なので、ブラケットと LED の隙間に接着剤を流し込んで密閉し、薄いゴム板を切って作ったOリングをナットとの間にはさんで防水。
また黒いプラスチックケースだけだとちょっと安っぽかったので、アルミ板を切ってパネルを作成。
そのままだとパネルとプラスチックケースの間に隙間ができるので、ここはホットボンドで接着&密閉する。
どこに取付けようか色々と考えたんだけど、結局左のミラーに共締めで落ち着いた。
乗車位置から見るとこんな感じ。
今まではメインキーの上辺りにスイッチを貼付けていたので、キーの抜き差しをする度に無駄に入ったり切れたりしていたうえに、それに気づかなかったりしたんだけど、さすがに新しいスイッチではそういう事は起きない。
LED が 5.6mA でどうかなぁと思ってたけど、昼間でも ON 状態がちゃんと分かるし、夜もまぶしく無くってちょうどいい感じ。
しかし、何かおもちゃが増えて行ってる気がするなぁ。