ホットグリップの装着 2010/2/14

 
1.はじめに

寒風吹きすさぶ中、知り合いのSRXに付けてあるホットグリップを試させてもらったところ、手がちょっと温かいだけで寒さの感じ方が全く違う事を実感しました。

これは是非とも付けなければならないと思い、早速ヤフオクで落札して装着です。

ついでにグリップエンドも4型のものに交換しました。

 
2.作業開始

これが初期状態。

知り合い曰く、グリップはデイトナ(?)の一番安い奴で、細いんだけど、その分振動吸収力が弱く、おまけに冷たいとの事。

上が1型、下が4型のグリップエンド。

1型がただの金属の固まりなのに比べ、4型のはゴムブッシュを介してウェイトが付いており、振動吸収力が上がっている。

前車からお気に入りで使っていたパーツで、今回車体に合わせて黒く塗ってみた。

ちなみに、4型の方が7mm程長い。

これが交換するデイトナのホットグリップと、4型のグリップエンド。

4型のグリップエンドがちょっと長いので、ホットグリップも 115mm の短い方じゃなく、標準の 125mm にしてみた。

ちなみに、元のグリップエンドは非常にきつく締まっていて六角レンチでは外れず、新しくラチェットヘッドを買う事になってしまった。

ホットグリップの中身。

左右の本体と電源スイッチ、配線パーツとタイラップが入っている。

上は元のグリップ。

ホットグリップを装着する前に、テスターで抵抗を計るか、通電してちゃんと暖まるかを確認する。そうでないと、装着した後に壊れている事が判明しても、交換できない。

で、一気に装着完了。

電源はフロントのブレーキランプの配線から取り、アースは三つ又のボルト穴を使用。

配線のあまりはぐるぐる巻いて、ライトの後ろあたりの隙間に押し込んでタイラップで固定した。

10mm のサイズアップはクラッチ側は問題無かったものの、スロットル側はブレンボのラジアルマスターを付けている事で問題が出た。

うちのブレンボのマスターのハンドルに付く部分は、左に傾いた楕円形の形をしているんだけど、その形が災いしてハンドル根元のテーパー部に引っかかり、奥に寄せる事ができない。

それに気づいた時は「 115mm にするんだった!」と泣きかけたのだが、最終的にアルミ版でスペーサーを作ってマスターを無理矢理奥に逃がして難を逃れた。

 
3.できあがり

暖かいです。何よりも、とにかく暖かいです。

握っている間は天国なのですが、ブレーキやクラッチを握ると手が冷たいです。なので、ブレーキをかけたくありません(笑)。

でも、百均で買って来たボンドG17はくっつきが悪く、スロットル側が頻繁に外れて仕方ありません。どうもグリップ側のゴムと相性が悪いか、耐熱性が低い様で、外れた後の残りを剥がそうとすると、ペリペリペリと何の抵抗も無く、紙のように剥がれて行きます。

これはもう専用のボンド(千円近くする)を買うしか無いなぁと思っていたのですが、その前に手持ちのシリコンシーラントを試してみたところ、ばっちり接着出来ました。

問題は、二度と剥がれないんだろうなぁ、と言うところです...(まあ、いいんですけど)。