正月明けにお伊勢さんまで出かけたんだけど、高速を走っている途中からクラッチが滑り始めた。
追い越し車線に入る為に一速落として加速すると、まるで CVT の様にブオーンと回転数が上がった後に速度が上がり始める。
前と同じ様にクラッチを放した後の戻りが悪い感じだけど、果たしてまた古いグリスの所為なのか、それとも入れてるオイルが固くてクラッチ板の戻りが悪いのか、クラッチマスタが変でフルードの戻りが悪いのか。
もしかしたら、プッシュロッドのレバーを引きすぎてるのかもしれないと思って、レリーズシリンダを後ろにずらして遊びを多くしたら大分マシになった。ただ、今度は前の様にクラッチレバーの引き代が変わる(浅くなる)現象が再発。そして帰ってから色々弄っていたら、なんとレリーズシリンダが戻らなくなった。
レリーズシリンダを外して分解してみると、お尻側にアルミの柔らかいワッシャがパッキンに使われていて、どうやら調整中に限界まで動いたピストンが、そのワッシャにめり込んで引っかかった様だ。
取りあえず組み直して調整して、クラッチの滑りも感じなくなったんだけど、ちょっとこのレリーズシリンダが信用できなくなってきた。
という訳で、とうとう Frando のレリーズシリンダを購入。
Frando のレリーズシリンダは、SRX に取り付けるには、ロングタイプでも長さが 20mm 程足りない。なので M3 の延長ナットとかで伸ばしてやる必要があるんだけど、ちょっと気になる点があったので、今回はワイヤで延長するためのアダプタを作成した。
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