ノーマルのハンドルのタレ角が合わず、手首が痛くて仕方が無かったので、マグラに変えてから十数年。寄る年波には勝てず、長距離を走ると首と背中と腕に負荷が掛かって激痛が走るようになって来た。

このままでは辛いので、試しにハンドルの取り付け位置を上げてみたところ、物凄く身体が楽。

そのままでも良いかと思ったけど、クランプがほとんど延長キャップに掛かってて、いつ空回りするか不安。

と言う訳で、先ずは Amazon で比較的安価な嵩上げハンドルを買ったんだけど、これがまぁ、注文した商品とは全く違う、ハンドルの高さを下げるタイプのものが届いた。
Amazon 経由で交換を願い出たが、無応答で返金となった。

次に、嵩上げと共にタレ角の調整が出来る奴を買ったけど、これがピッタリサイズの 36mm がなく、迷って 35mm（ドライバで広げれば入るだろうと思ったんだな）を買ったのが大間違いで、広げても全く入らない。

ショップに問い合わせてもけんもほろろ。致し方なく、リュータでゴリゴリ削ってなんとか入るようにしたよ。

高さはバッチリ、というか、後 1cm 程度低くても良かったかもしれない。
トップブリッジの切り欠きに引っかかって下まで降りてないので、それが無ければ本当にバッチリだったかな。

タレ角は自由に設定出来るのがめっちゃ便利。でも、良い感じの所に調整すると、ハンドル幅が今よりも 2cm 程広くなる。
構造変更するか、車検の時に調整するかだなぁ。

ちなみに、Amazon のレビューでは、きちんと締まらないとか力を入れるとズレると言ったレビューが並んでいたけど、使ってみるとそんな事は全然無い。
ただ単に、この手のハンドルらしく、きちんと2本のボルトを、徐々に均等に締め付けていかないとダメという取付けの癖を知らないだけなんだなぁと言う感じ。

ハンドルの高さやタレ角が変わったので、ただでさえ調整範囲の狭かったバレンミラーが完全に明後日の方を向いて使い物にならなくなった。

元々付いていた古いミラーを付けてみたけど、余りにもデカくてゴツくて、結局 NAPOLEON のリトラミラーに買い換えた。

スッキリしたけど、もうちょっと縦に大きくても良かったかな。

走っていて、とても楽。もうちょっと前傾でも良いかと思うけど、とにかく肩も腕も首もめっちゃ楽。これなら長距離も十分いける。

軽いので振動は大きめだけど、今まで使ってたマグラと同じぐらいかなぁ。中空なので、合うインナーウェイトがあれば入れてみるか。

右の逆ネジアダプタに合わせて、左もアダプタをかませてたんだけど、ちょっと高くて不細工なので、右を正ネジのクランプに交換してアダプタを外した。

それは良いんだけど、やっぱり全然後ろが見えない。

右は身体をよじって、かろうじて右後ろが見える程度だし、左は何をしてもさっぱり見えない。

流石にこれではあまりにもなので、もうちょっとミラーを左右に出すためにアダプタを購入。

こいつがまぁ、アルミかと思ったら、超合金亜鉛ダイキャストで、ネジ穴があまりにも雑で付属のボルトすらまともに入っていかない。

仕方が無いので、タップでさらってネジ穴を切り直したんだけど、もう削れるのなんのって、大丈夫か、これ、という感じになってくる。

ちなみに、付属のボルトは黒カチオン塗装かと思ったら、メッキボルトをスプレーで塗装した様な感じで、所々に剥げも見える。

断然見やすくなった。

これだと後ろをミラーでまともに確認出来るし、合流の時にもちゃんと本線の車を確認出来る。

ミラーのアーム自体があと５ｃｍぐらい長かったら、このアダプタを付ける必要は無いんだけどなぁ。

ハーネスを交換する際に見たら、ハンドルを右一杯に切った時にスロットルケーブルがパツンパツンになってる。

確かにちょっとケーブルの長さが短くて、取り回しを換えたんだけど、ここまできつくなってるとは思わなかった。

自転車のブレーキワイヤのスリーブで作り直そうかと思ったけど、口金の部分とがが根本的に異なって無理だし、他車流用できないか調べていたら、ディアロガルという、OEMで部品を作ってる工場の独自ブランドで、交換用のスロットルケーブルを作っているのを見つけた。

と言う事で、50mm 長いものを注文。

注文生産になるようで、納期が３週間ぐらいだったけど、２週間ほどで到着。

上が新しい奴。

グリップ側のチューブの曲がりが純正と少し違うとかがあるけど、まぁ無問題。

純正が古いのもあるだろうけど、ケーブル全体が純正より若干しなやかで、ワイヤの動きも良い。

グリップ側の取り回しも余裕が出て、ハンドルを右に目一杯に切っても余裕があるし、何よりギシギシ言わない（笑）

チョークケーブルもあるようなので、こっちも張ってるようなら少し長いのに交換しよう。