リチウムバッテリーの交換 2022/3/26

 
1.はじめに

バッテリーが死んでる。

走行が少ないので、自己放電の少ないリチウム(LiFe)バッテリに変えてたんだけど、一冬放りっぱなしで完全放電させてしまったら、死んだ。

充電すると、一時的に 13V 前後まで電圧は上がるんだけど、充電器を外すとどんどん電圧が下がりはじめ、9V まで落ちる。

キックなので、それでもエンジンは掛かるけど、アイドリングに近い回転だとウィンカーの LED バルブが不安定で、細かく明滅したり点かなかったりする。

また、ウオタニのSPII の動作も怪しくなる様で、エンジンが掛かりにくいし、ケッチンは食らうし盛大にアフターファイアの音をまき散らしたりで、足は痛いわ近所迷惑だわ。

と言う訳で、バッテリーを交換する。

 
2.買った

今更鉛バッテリに戻すのもなんだか、と言うより、メジャー品だと鉛バッテリの方が安いリチウムよりも高かったりするし、激安バッテリも価格が上がっていて、あとちょっと出したらリチウムが変えるなぁと言う値段なので、今回もリチウムにする。

純正と同じ YB5L-B を探したら届くまでに1〜2ヶ月待ちなので、同じような(と思った) YTX5L-BS (サイズ的にも似てたし)を買ったんだけど、こいつが大外れ。

底の部分の奥行きが、実測 65mm あるんだけど、SRX のバッテリーボックスは 62〜63mm しかなく、どうあがいても入らない。

仕方ないので、もう形状とか容量とか関係なく、バッテリーボックスに入る事だけを考えて、YT4B-BS 互換って奴を買った。

古い JOG とか TZR250 に使われているらしいけど、端子がボルト止めじゃ無く、コネクタタイプ。

 
3.付ける

部品箱を漁っていたら、変な物が出てきた。

確か今の SRX をハヤシカスタムから買った時に、ヒューズとして付いていたパーツ。

合う!(笑)


ヒューズボックスにもなるので、こいつを使ってやろうかと思ったんだけど、バッテリーより飛び出して邪魔になるので却下。

昔買ったL字型の平型端子があったので、そいつを使う事にする。

すっきり、というか、めっちゃスペースを余らせて入った。

これなら、もうちょっと容量が大きい YTR4A-BS タイプでも良かったかな。気持ち程度の差だけど。

 
4.ついでに

バッテリーカットスイッチ代わりに、バッテリーのアース線側を引っ張ってきて、外せる様に防水コネクタを付けた。

今まではシートを外してコネクタを外してたんだけど、ついつい面倒になって、結局バッテリーを上げてしまったのよね。

これだと直ぐ外せるので、長く乗らなくてもバッテリーを空にせずに済むはず。

でまぁ、やっぱり新しいバッテリは良いね。
なんてったって、ケッチン食らったりアフターファイヤを鳴り響かさなくてもエンジンが掛かる(笑)

ただ、前にリチウムバッテリに換えた時にくらべて電力に余裕が無い感じがするというか、ライトやグリップヒータを付けた時の電圧の落ち方が大きい様に思う。

流石に製造から40年近くたって、ジェネレータが弱ってきたかなぁ。