スイッチボックスの回り止め 2016/9/20

 
1.はじめに

SRX の左スイッチボックスにはクラッチレバーのクランプに付いている出っ張りと噛む切り欠きがあって、堅いチョークレバーを回す力に耐えて空回りしない様になっている。

うちの SRXはハヤシカスタム製のスレーブシリンダーでセミ油圧化されていて、クラッチレバーはヤマハ製のリザーバータンク一体式の油圧マスターになっている。なのでクラッチマスターのクランプに小さいボルトがねじ込まれていて、その回り止めの出っ張りの代わりになっていた。

ところがですね、クラッチマスターをニッシンのに変えてしまったので、回り止めが無くなってスイッチボックスが動くのです。

一応薄いゴムシートをスイッチボックスとハンドルバーとの間に挟んだんだけど、チョークレバーの重さには耐えられずに動くし、と言ってゴムシートを厚くしてがっちり止めると、今度は中の部品に圧力が掛かってウィンカースイッチが動かなくなる。

純正と同じ様な回り止めが必要だけど、クラッチマスターにボルトをねじ込むのも嫌なので、別の方法で回り止めを作る事にした。

 
2.作ってつける

1.5mm厚のアルミ板を切って、M5 のボルトをロック剤つけてねじ込んで、裏からナットで固定。

クラッチマスターのクランプに共締めで固定。

クランプとスイッチボックスの隙間を考えて 1.5mm のアルミ板を使ったけど、どうせナットで止めるのなら、3mm厚のアルミ板で作ってボルトをねじ込むだけでも良かったかもしれない。

でもまぁ、きっちり回り止めとしては機能してくれて、ウィンカースイッチを操作しても、チョークレバーを回してもスイッチボックスが動く事は無い。

ばっちりですね。