キーシリンダーのシール作成 2011/8/16(2011/8/21 ファイル変更)

 
1.はじめに

SRX にお乗りの皆さんなら、というか、古いバイクに乗ってる人なら「キーシリンダーの文字がすり切れて」というのは実感されているでしょう。

メーター周りを色々ときれいにしたら、やっぱりこいつが目立ってきました。

という訳で、作ってみました。

 
2.取付けよう

これが元の状態。

キーホールのゆがみはバラして叩くしか無いんだろうけど、さすがにそこまではやる気が出ず。

XJR のキーユニットが合うので、中のキーシリンダーだけを入れ替えてやれば良いという話も聞いたけど、お金が掛かるのと、文字盤が黒字になってしまうのがちょっと嫌で(笑)、お手軽なシール貼付けに走る。

写真から起こしたのが左の型。

リンク先の元ファイルを 10% 縮尺で印刷して丁度という感じ。

実サイズは、外径28mm、内径19mm ってところ。

※ 2011/8/16 : ちょっとサイズを変更して中心線を追加。

 

で、作った元絵を .Too の耐水シルバーラベルに印刷して、紫外線カットフィルムを貼って、 OLFA のコンパスカッターで切り取り。

写真は一番最初に作った奴で、ちょっと太め。

 
3.完成

元の文字盤はアルミのリングが貼付けてあるみたいなんだけど、剥がしてまた高さ合わせとかするのも面倒なので、直接その上に貼付けた。

IGNITION の文字がちょっと細い感じだけど、まあまあきれい。

オリジナルに合わせる為にマットシルバーのラベル用紙にしたんだけど、ヘアラインタイプの方が良い感じになったのかもしれない。

 
4.おまけ

頼まれて作った4型用の黒ラベル。

1〜3型と違って「P(パーキング)」が無い。

ちなみにこのパーキングポジションには苦い思い出がある。

大昔、限定解除の試験を受ける為に友達のバイクを借りて出かけたんだけど、駐輪場に止めてハンドルロックしてキーを抜き、試験が終わって帰って来たら(もちろん落ちた)バッテリーが完全放電。

え〜っ、なんで?と思いながら、セルはカチッカチッと言うだけで全く回らず、ニュートラルランプの点灯も弱々しく。

押し掛けしようと思ったら、こいつがバッテリー着火のバイクだった為何度トライしても駄目で、結局ガソリンスタンドまでバイクを押して行って(試験場からちょっと下り坂だったのが助かったんだけど)、ブースター繋いでもらって漸くエンジンが掛かったんだな。

帰ってから友達にその話をしたら「パーキングポジションに入れっぱなしにしたな」と言われて、初めて「P」の存在を知ったんだね。

今まで乗っていたバイク(原付)にはそんなポジションが無かったから、全く分かんなかったぜ (--;

ちなみにこの「P(パーキング)」ポジションが何の為に存在するのかと言えば、どうも非常時に使うものみたいですね。

夜中に明かりの無い道や高速道路でストップしてしまってバイクを置いて行かなければならない時等に、追突防止の為にテールランプやポジションランプを付けておく為のものらしいです。