使えるフォークキャップを色々と物色するのだが、さすがに20年以上前の車種となると一筋縄ではいかない。
最近(ったって10年近くになるが)前まで発売されていた4型なら、まだ色々とパーツはあるのだが、また2型以降や 600 との共通仕様部分ならまだしも、初期型
400 だけに採用されていた仕様のものとなると、もう皆無。
フォークキャップも 600 or 2型以降に使えるものはあるけど、初期型 400 のフロントフォークに合う奴はどこにも無い。
仕方が無いので夏にハヤシカスタムに行った際に相談したのだが、やはり汎用品は見つからず、必要ならワンオフで作るしかない。ただし片側に付き1万円以上の価格になるとのお返事だった。
さすがにフォークキャップで2万以上も掛かるのはきついなぁと思って、SRX のワンオフパーツで有名な祁門(きいまん)さんとこにちょっと相談してみた。
結果、現在制作販売しているものは使えない、というか、初期型 400 のデータが無いので使えるかどうか分からない。けれどもフォークを送ってくれれば作成は可能で、2万円以内で収まるとの返事をもらった。
ほならと言う事で祁門さんにお願いする事に決定。
で、お金と暇が(主にお金)無くって、1ヶ月以上経ってから漸くフロントフォークを外して送ろうとしたんだけど、このフォークが外れないのなんのって (--;
いや、フォークが外れないというより、アンダーブラケットとトップブリッジがずれているためにフォークの締め付けボルトを緩めてもフォークが落ちず、トップブリッジを外さないといけないんだけども、このトップブリッジを止めているナットがむちゃくちゃ固く締まっている為に外れなかったと言う方が正しいなぁ。
前にもグリップエンドが全然外れなかったりしたし、このバイクは所々無茶締めしてある部分がある。
普通の力じゃ外れないしインパクトなんか持ってないので、致し方なく大型のモンキーレンチかましてプラハンでレンチの先をガンガンぶっ叩いたら、漸くナットが緩んだ。
そう言えば最近フォークが沈んだ時等にコキンと音がすることがあったんだけど、それもこのズレが原因だったのかな。
ちなみにフォークを外す前にフォークキャップを外さないといけないんだけど、それには 17mm の六角という巨大なものが必要。
一応近所のホームセンターには売ってたけど、一つ千円近くする。
ところが 10mm のナットの外寸がちょうど 17mm なので、これ幸いと 10mm のロングナットを一つ買って代用する事にした。 200 円未満なり(笑)。
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