スタッドボルトの交換 2009/10/29
以前にマフラーの塗り直しをする為にエキゾーストパイプを外したとき、スタッドボルトがひん曲がっている事に気づいた。
元の持ち主が何かして曲げたのか、バイク屋が、例えば元々は付いていた社外品のマフラーを外そうとしてひん曲げたのかは分からないが、ボルトもエキパイも外し難いし、折れても困るので、手の空いた時に交換しようと部品だけ注文してあった。
車検の為に色々整備しているついでに交換してしまう事を決心。
まずはマフラーとエキパイを外し(マフラーとエキパイはセットじゃないと外れない)、元のスタッドボルトに M10 のナットを2つはめて閉め込む。
次に内側のナットにスパナをかませ、ゆっくりと、様子を見ながらスタッドボルトを緩めて行く。
写真でも分かるが、ボルトは曲がっている。
上が新品のスタッドボルト、下が外したもの。
クンニャリ曲がっているし、大分錆も出ている。
次に新しいスタッドボルトに、同じようにダブルナットをかませ、外した物のかわりにねじ込んで行く。
交換中。
写真右側の排気口の、上部のボルトがなかなか外れずに苦労する。
556を噴いて、プラスチックハンマーでコンコン叩きながら、なんとか外れる。
最悪バーナーで炙るつもりだったが、そこまでしなくてもOKだった。
交換完了。
で、この後エキパイとマフラーを戻すのだが、エキパイを押さえるフランジを固定するナットが1個バカになっていて、ボルトにちょっとねじ込んだ所でそれ以上入らなくなる。
他の10Mのボルトでちょっとネジ山を修正してやったのだが、それでもダメ。
逆にスタッドボルトのネジ山を誤ってつぶしてしまったのかとも思ったが、他のナットだとちゃんと入るので、やっぱりこのナットがおかしい。
どうやらひん曲がったスタッドボルトにねじ込まれていた奴らしく、どうにも修正できないので、手持ちの10Mのナットにスプリングワッ車とノーマルワッシャをかませて固定した。
今度新しいナットを一式注文しないといけないなぁ。
新しいという事で、気分はいいです(笑)。
言ってしまえばそれだけですが、今後エキパイを外す時に、曲がったボルトと格闘しなくて済むというのは安心感がありますね(笑)。