FZ400R のハンドルに交換 2009/4/12

 
1.はじめに

SRX にまたがって最初に思ったのは、ポジションがきつい、という事。

まあ、最初はペダルの位置が大分高く、レバーも上を向いていたというのもあるけど、やっぱりこの年になると、あのポジションで長距離乗るのはちょっと辛くなってきた。

でもバーハンを付けるとデザイン台無しだし、と思っていたら、FZ400R のハンドルがボルトオンで付き、かつちょっとポジションを上げられるという事を知った。

で、早速ヤフオクを探したんだけど、さすがに SRX と同じく古いバイクだけ有って、片側だけの出品とか、両側そろっているけど曲がっているとかいうのばかりで、なおかつ思いっきりボッた値段で出ている。

また FZ400R のハンドルも、背の高いタイプと低いタイプ(SRX のと同じ物)があるらしく、これというのが有ったと思ったら背の低いタイプだったりで、なかなか見つからなかった。

そうこうしているうちに1年以上が経ったんだけど、ようやく背の高い FZ400R のハンドルがそれなりの値段で出ているのを見つけたので、落札。

連れには「そんなん買わんでもスズキのハンドルが使えるのに」と言われたが、ちゃんとストッパーがあるのが欲しかったので、これでいいのだ。

 
2.さて、やってみよう

FZ400R のハンドルにするとバ−1本分位高くなるというので期待していたのだが、実際にはバー半分という所。
また長さは SRX の物より2cm 近く長く、垂れ角はちょっと少ない感じ。

この2cm 近く長いというのはちょっとくせ者で、うちの SRX はグリップエンドを IV 型の物に変えているのでただでさえノーマルよりも 7mm 程グリップが外に出ている。
これでまだ 2cm もグリップが外に出ると、ハンドルに手を置いた時に大分違和感があるんじゃないかと、ちょっと不安。

いっその事ハンドルを切ってやろうかと思ったのだが、そうするとグリップエンドを捩じ込む深さが足りなくなるし、追加でネジを切るにしてもそんな巨大なタップも旋盤も無いので、ボツ。

ちなみに FZ400R のハンドルは SRX のハンドルよりもグリップエンドが入る部分の穴が浅い。 SRX の方が軽量化されている?

 

 

上の写真が作業中。左がノーマル(バーエンド無し)で、右が FZ400R のハンドルに変えた状態。

下の写真が左右とも交換が終わった状態。
ノーマルと比べて妙にハンドル部分が間延びしたような感じがする。

ハンドル交換はタンクを外してワイヤーを緩めるのをさぼったため、スロットルワイヤーやチョークワイヤーの脱着が面倒だった以外、特に問題なくすんなり完了。

取り付け時にクラッチワイヤーとチョークワイヤーを少し引っ張り出さないといけなかったが、取り付け後は特に引っかかったり引き連れたりする事も無く、問題無し。

ブレーキホースは元々ちょっと長めなので、全く問題なし。

 
3.感想

交換後、最初にまたがった時は、やはりちょっと腕が広がり気味に感じた。特に右に違和感がきつく、スロットルをひねる時に妙に外側にあるような感じがする。

このまま違和感が消えなければ、取り合えずちょっとスロットルのグリップを内側に移動させようかと思っていたのだが、1週間置いて乗ってみた所、特に違和感も無く乗れてしまった。

このままでもいいかぁという思いもあるが、元々の SRX のグリップが短いこともあって見かけのバランスが悪いので、そのうちにもうちょっと長いグリップに変更しようっと。