SRX-6 がやってきてしばらくして、フロントブレーキの違和感に気づいた。ブレーキを掛けて止まる直前になると、ブレーキが波打つようにズッズッズッと滑る。
これはパッドの面がおかしくなっているかな?と思って見てみても、パッドは十分に残っており、片減りや歪んで減っているような感じもない。
取り敢えずパッドを外してみようとキャリパーのプラスチックカバーを開けると...
うっ、錆び錆びでんがな...
パッドピンもβピンも錆び錆び。
まあ、年式が年式なので仕方ないとして、取り敢えずパッドを外してブレーキクリーナーで洗い、パッドピンの錆を紙ヤスリで落としてグリスアップして戻してみたけれども、もう一つ状況は変わらず。
日を改めてキャリパーの洗浄をやったのだが、
うっ、ピストンが
一つしか出てこない...
どうもピストンが固着してきちんと出てこず、そのためにブレーキパッドの辺りが均一にならずにブレーキが波打つような滑りが出ているようである。
取り敢えずキャリパーの洗浄と揉み出しを行なって少しはピストンがきちんと出てくるようにしたが、完全には現象は消えず、やはり一度ピストンを外してシールも換える必要がある。
とにかくメンテナンスにはシールを注文する必要があるのでフロントは一旦これで組み付けたが、そういえばリアブレーキも効きが悪いのでちょっと見てみるかと外してみたのが運の尽き。
リアはパッドの状態を見るのにもキャリパーを外さないとよくわからないので一旦外してみたが、裏返して絶句
うっ、ピストンがフルードで濡れとる...
気を取り直して取り敢えずキャリパーを洗浄し、グリスを塗ってピストンを押し戻そうとすると、
ぐぐっ...ぼごっ...
「ぼごっ」てなんや〜!
シールが劣化しまくっていて、押し戻す際のピストンのズレだけで盛大にエア噛みしてくれました。
これはあかんわ...、リアのメンテナンスが先やわ。
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