ステアリングトップマーク
 
1.はじめに

とある日、車を駐車すべく後ろ向いてバックしている時、ふと前方に視線を戻した際にハンドルがどっちを向いているのか分からなくなった。

夕暮れ時で薄暗かったのもあるけど、自分でもちょっとショック。

これはちょっと良くないなぁと感じてハンドルのトップマークが欲しくなったんだけど、両面テープで貼るだけの奴が 1,500円とか、結構なお値段。

トップマーク付きのハンドルカバーはどうかとも思ったけど、純正のハンドルが太めだし、丁度手にしっくりきてるので、これ以上太くはしたくないし、元のカバーを剥いで別のを付けるのも面倒すぎるし。
GTi のハンドルに変えるという手もあるけど、ハンドルだけ赤の「GTi」マークが入ってるのも恥ずかしいしねぇ(笑)

で、結構ビニールテープを巻いたり、革を両面テープで貼って自作している人も多く、それなら作ってしまえと思った訳です。

 

 

2.作る

最初は革のハギレを買ってきて両面テープで付けようかと思ったんだけど、それじゃあんまり面白くないので、ステッチ入れたり、もうちょっと凝ってみる事にした。

と言う事で材料を裁縫店で買ってきた。

カバンの持ち手などに使う革バンドと、ステッチ用の太いミシン糸にミシン針。そして革細工用の麻糸と針。

まずは革バンドをハンドルの径に合わせてカットして、縁に飾りステッチを入れる。縫い始めと終わりは、解けないように瞬間背着材を染み込ませて固めた。

次に、目打ちで糸を通すための穴を開ける。

縫い合わせ中。

針を2本使って左右交互に糸を通していくのね(初めて知った)。
通す順番を間違えるとクロスする上下が変わってしまうので、それだけ注意。

締め上げて、結んで終わり。

   
   
3.完成

合わせ目が気持ち手前側になりすぎた感はあるけど、イイ感じに出来た。幅もこの位が好み。

両面テープ無しで大丈夫か少し心配だったけど、革の摩擦力だけで、全く滑りは無し(なので向きを直せない (^^; )。

ハンドルとトップマークとの段差も、特に違和感は無く。逆にそこにあるという感触が好ましいというか、まぁ、結局は自己満足なんだけどね(笑)