キャリパーの塗装
 
1.はじめに
 

足下に色気が無いのが寂しくって仕方が無い。

やっぱり赤地に白で brembo と書かれたキャリパがホイールの奥にチラリと見えるのに憧れるよねぇと思いながら、そんなのに交換するお金も無く。

ならばせめて色でも付けてやろうと思い、キャリパ塗装に手を出すことにした。

 

 

2.塗る

キャリパーはブレーキング時に高温になるので、塗装には耐熱塗料が必要。

ホルツのヒートペイント辺りがメジャーで手に入りやすいんだけど、お値段が高いので、VHTの耐熱スプレーを使ってみる事にした。

最初は赤にしようかと思ったけど、何か如何にも GTi のパチモンにしようとしているようでなので、シックにブルーで行く事にする。

先ずは 14mm のレンチでキャリパを外してマジックリンとワイヤブラシで汚れをゴシゴシ落とすんだけど、これがまぁ、焼き付いたパッド滓が中々落ちないの何の。

適当な所で切り上げて、ペーパータオルやらで拭き上げて乾燥させたら、マスキングテープと新聞紙でロータ等を養生して、塗装開始。

キャリパーマウントも外して塗装すれば楽なんだけど、こいつを外すにはトルクスが必要なので、取り付けたままマスキングして作業。

キャリパは洗浄した後シリコングリス塗ってピストンを押し戻し、適当な端材で立てて塗装。

ホースを外すと塗装は楽だけど、エア抜きとか大変なのでやらない。

ちなみに、右側を先にやったんだけど、ブリーダーボルトの養生を忘れて、ゴムキャップがしっかり青く染まってしまった。

塗料が乾いたらパッドの背面に薄くパッドグリスを塗ってキャリパに装着し、キャリパをマウントに戻す。

キャリパボルトは 3dNm ≒ 3kgfm で締め付けるんだけど、最初 3dNm って何?って感じで。

調べてたら d はデシ(1/10)で、どうも kgfm 系と Nm 値が10倍の違いにになって間違いが起こるのを防ぐために、 1/10 にして値をほぼ同じにしているみたい。

でまぁ、こんな感じでできあがり。

   
   
3.できあがり

ついでにスタッドレスに交換して、こんな感じで出来上がり。

赤と違って主張しすぎず、シックで良い感じ。