本革シフトブーツ
 
1.はじめに

 

購入時、前オーナーが純正オプションのアルミカバーを付けてたんだけど、こいつがゴツくて太くてギラギラで、非常に好みじゃ無い。

なので外したら、これがまたただの細いプラスチックの棒で、細くてショボくてなんとも情けない。加えてアルミカバーを固定していたタップネジを抜いた穴が開いたまま (T^T)

208オーナーの間では208 GT のサイドブレーキに交換するのが定番らしいんだけど、結構な値段なのと、本国からのお取り寄せになるので時間が掛かるのが難点。

なんとかならんかなぁと思ってネットを漁っていたら、サイドブレーキカバーという物があって、これを被せたら大分印象が変わりそう。

208用のも英国の業者が販売していたので、早速 eBay で購入したのです。

 

   
   
2.付けた

薄い封筒に入っただけの物がポンと届いた。

被せるだけなので早速付けて見た所、うん、良い感じですねぇ。

厚手の革で質感も手触りも良いし、細すぎたレバーの太さも丁度良くなったし。

色がきついかなぁと思っていた赤のステッチも、悪目立ちせずお洒落だし、こうなるとシフトブーツがちょっと地味なのが気になってくるなぁ。

   
2.また買った

と言う訳で、英国からシフトブーツが到着。

同じ業者なので、革もステッチも同じ。

まず元のシフトブーツからプラスチックの枠を外して、届いたシフトブーツをはめるんだけど、これがもう至難の業 (--;

一応枠に合わせて切り欠きや穴も開けてくれているものの、枠に比べてブーツが非常に小さく、且つ革も厚く、全然はまらない。

結局、革が厚くて頑丈なのを良い事にペンチで思いっきり引っ張って伸ばし、はさみでずれている穴を開け直しながら無理矢理はめ込んだんだけど、めっちゃ疲れた (--;

この通り、枠にはめた部分はパツンパツン。

どうなる事やらと思ってたけど、しばらくしたら革が伸びて、少しは緩い感じになってきた。

革の質感も良いし、サイドブレーキカバーとも合って良い感じだねぇ。

   
   
3.ディテールアップ

シフトブーツ自体はバッチリなんだけど、ブーツの口の所、シフトノブとの境目がちょっとグチャグチャッとしててあんまり美しくない。

プジョーのシフトブーツはシフトノブの溝にタイラップで留めるんだけど、momo のシフトノブにはそんな溝はないので、シフトレバーのシャフトに直接タイラップで留めたのよね。

でもこのシフトブーツもシフトノブに留める様に口が広く作られているので、シャフトに留めると絞り込みが大きくなりすぎてグチャグチャッとした感じになったのと、それが原因でシフトノブとブーツとの境目がスッキリしなくなってる感じ。

なので、シフトブーツの先端に付いているリングが売ってないかと思って探したんだけど、需要が無いからだろうなぁ、殆ど見つからず、見つかってもホンダやスバル用で、シャフト径が非常に大きかったりで使えない。

旋盤があればアルミ棒から作るんだけど、残念ながら持ってないし、ホームセンターなどで色々部品を探した結果、百均に売ってた穴径 12mm のハトメが使えそうだったので、ちょっと加工して付けてみた。

うん、良い感じ。

シフトブーツが大分余るのでシワが多いけど、シフトノブとブーツとの間がスッキリして良いね。