元々ついているCPUファンから吸い込まれてCPUを冷却した後の熱風をスムーズに排気する事で冷却効率を上げようと、色々とフードの形状を変えて試してみたのだが、どうやっても温度は下がらなかった。
また筐体内の空気を吐き出すのは無く、逆に冷たい空気を吸い込んで、このフードを通してヒートシンクに当てて冷却し、元々のCPUファンと12cmのケースファンを排気方向にして空気を吐き出す事も試してみたが、同じく全く温度を下げる事ができなかった。
どちらの方法でも吐き出される空気は十分に熱気を帯びているのだが、サイドパネルを閉めている時と開けている時とではファンから吐き出される空気の流量が大きく変化し、サイドパネルを閉めた状態では極端に風量が落ちる。
これらの事から考えると、元々この QuickSilver は筐体内を出入りする空気の流量が非常に少なく、空気を吸い込んでもそれが上手く出て行かずに熱気が溜り、また空気を吸い出しても十分に吸い込めずに熱気が溜るという状態になっているようである。
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