28.蛍光灯の改造(2019.8.14)

シンク上の蛍光灯がちらつく。

最初は蛍光管かグロー管の劣化と思ったんだけど、こいつはグロー管無しのインバータタイプ。
なので蛍光管を交換したけど、暫くするとまたちらつく様になり、再度交換しても直ぐまたちらつき始める。

これはインバータがおかしくなってるなとは思ったんだけど、蛍光灯部分をバラしても回路が入っていない。どうも別の所に回路があるっぽい。

面倒そうなので、取りあえずインバータ用の LED 蛍光管を買って取り替えてみた所、ちらつかずに点灯したので使ってたんだけど、半年ぐらいしてからまたちらつき始めた。

これはインバータがよりおかしくなってきたか、蛍光管が壊れたかだなぁ。

再度インバータ用の LED 蛍光管を買うという手もあったけど、普通の LED 蛍光管に比べて割高だし、売ってる所も限られるので、この機に本腰入れて直結改造する事にした。

うちのキッチンには電動昇降式の水切り台が付いていて、照明器具はその底に組み込まれている。そして、蛍光灯のインバーター回路はどうやら昇降機の制御器坂内に入ってるみたい。

この奥に見える箱が制御基板。

カバー外してみた。

左奥に貼ってあった回路図と照らし合わせたのと、器具から伸びている配線を辿った結果、右端の独立した基板がどうやらインバータの様。

インバータ基板だけ外す。

左側から AC100V を入力して、周波数変換して右から出力してる。

基板から配線を外して直結。

ヒューズを挟んだ方が安全なんだろうけど、いいや (^^;

別にインバータ回路はいらないんだけど、気は心でそれも戻しておく。

あとは LED 蛍光管に合わせて器具側の処理。

インバータ式の蛍光灯は、両側に+とー(接地と被接地)の線がペアで配線されている。要は左右のフィラメントが並列に電源に接続されている。

それに対してグロー式だと、左右に+とーが1本ずつ配線され、蛍光管の残り1本の端子がグロー管を挟んで結ばれている。左右のフィラメントが直列で配線されている訳だね。

購入した LED 蛍光管はグロー式にそのまま使えるタイプなので、左右にそれぞれ+とーを接続してやらないといけないんだけど、うちの器具はインバータ式なので、左右に+−の2本ずつが配線されている。

なので左右それぞれ片側の配線をカットして、+−が片方ずつに振り分けられる様にした。
また、途中にノイズ除去用だと思われるコンデンサーがあったので、それも除去。

で、配線が完了してスイッチを入れると、瞬間に点灯。明るいし照射範囲も問題ないし、何よりも全然ちらつかない(笑)

これで一安心だね。


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